7月
22
2013
のぼりの歴史と今
お店やイベントの宣伝として欠かせないのぼりですが、のぼりの歴史は意外と古くからあると言われています。
平安時代、戦のときに敵見方がすぐにわかるように、のぼり旗を掲げていたといわれ、テレビや映画の時代劇で見たことがある人もいるでしょうが、当時戦には欠かせないものとして使われていたようです。
室町時代に入ると身うち争いが激しくなり、家ごとに家紋を入れたのぼりが作られ大きさも様々な物がでてきたようです。
江戸時代になると、商売の為に商人が作り始め宣伝目的に使われるようになり、その後神社の祭りや相撲や芝居小屋、現在ではスポーツ等の応援用、商店の宣伝用へと使われる場所も広がって行きました。
今では街中のあらゆる所にのぼりが置かれ、車で移動中でも目に留まるような大きなものから、歩いていて目にとまるものまで実に様々なのぼりがある事に気づくでしょう。
最近ではあまり費用をかけずにのぼりが作れるようになり、設置も簡単で場所とらないのでイベントや店舗で多く使われています。
ポールは雨にぬれてもさびない素材のもの、ポールを立てるスタンドは中に水を入れる注水型が主流になっています。
パソコンがあれば自由自在にデザインできて、世界に一枚しかないのぼりを作ることもできるようになりました。